やり玉にあげられる

地味にかたります

宇都宮餃子祭りで体験できる平和なひととき

宇都宮といったら餃子、という認知度は高いだろう。しかし、一年に一度の宇都宮餃子ファン感謝祭、「宇都宮餃子祭り」はご存じだろうか。毎年10万人以上が来場するこのイベント。昨年は期間限定店舗を含めて28店舗が参加した。焼き餃子、水餃子、どの店舗のものを食べても1皿3個で100円。100円でその店の味を知ることができるというのが一番の魅力である。毎年、全店舗制覇する強者もいるとか。しかもこの餃子祭り、ただ餃子をたくさん味わえるだけではない。ジャズやご当地アイドルのライブ、お笑い芸人や芸能人を呼んでのトークショーも同会場で開催する。餃子を片手にライブandトークショー鑑賞、新しくも楽しいそしておいしい宇都宮の祭典。

去年、参加したときはあらかじめホテルを予約して乗り込んだ。数え切れないほどの餃子を平らげた。もうしばらくは餃子をみたくないというほど食べに食べた。また、それに比例してバカみたいにビールを流し込んだ。餃子祭りが終わってからもバーに移動し、エールビールを死ぬほど飲んだ。暴飲暴食といっていいだろう。だが、楽しい。とにかく楽しい。ニラやニンニクを食べたせいか、下半身も元気だった。普段酒を飲んだときはそのような気分は起きないのに。これが餃子パワーか。宇都宮デリバリーで適当にホテルによんだ。そして気づいた。口臭がとんでもないんじゃないかと。だが、その心配は杞憂に終わった。なぜなら女の子も祭りに参加していたため餃子の匂いがしていたのだ。お互いの口臭で笑い合える。こんな体験ができるのも餃子祭りならではだろう。